四柱推命の方合と方合半会の意味と運気を徹底解説してみました | 四柱推命を勉強するためのサイト | 四柱推命ラボ

四柱推命の方合と方合半会の意味と運気を徹底解説してみました

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四柱推命鑑定師の雄髙です!

方合とは、地支に同じ季節が集まっており、五行が強まる組み合わせをいいます。

方合自体に吉凶の意味はありません。

日干にとってプラスになる地支に変化していれば吉、日干にとって相性の良くない地支に変化していれば凶と読むことができます。

方合と三合会局で比べた場合は方合のほうが結束力が強く方合が優先されます。

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方合の組み合わせ

  • 方合木局(東方合) 寅―卯―辰 春
  • 方合火局(南方合) 巳―午―未 夏
  • 方合金局(西方合) 申―酉―戌 秋
  • 方合水局(北方合) 亥―子―丑 冬

同じ季節の地支が3つ揃うと方合が成立します。冲や干合、支合のように地支同士が隣合わなくても成立します。

これらの組み合わせのうち二つしかない場合を方合半会といいます。
三支揃った方合ほどのエネルギーはありませんが半会でも強いです。

方合半会の場合は四季が一番深まっている四正の地支(卯午酉子)と他の地支との組み合わせがもっとも方合の威力が強いです。
例えば、方合木局でいえば『卯―寅』『卯―辰』といった組み合わせですね。

『寅―辰』でも方合半会は成立しますが『卯』を含んだ組み合わせよりは影響は弱いです。
方合木局以外にも他の局でも同じことが言えます。

方合の例

身強になる場合


この命式は四柱の地支に方合木局を形成しています。
辰は本来は土の五行がありますが命式内の勢いのある五行に変化する性質があります。

日干の天干が『甲木』になり地支もすべて木の五行に変化し四柱全てに通根しているので超身強の命式になります。

※この命式を十二運で見るなら帝旺が4つあるような命式として見ていくのがいいでしょう

身弱になる場合

続いてはコチラの命式。

(↑本当はこういう命式は存在しないのですが例です)

先ほどの甲木とは違い天干は庚金で地支が三合木局している『相剋』の関係です。
地支が全て木に変化しており、日干の庚金は通根がありません。

先ほどの例では甲の超身強でしたがこちらの命式は庚の超身弱で財多の命式になります。
天干同士の関係で見ても丙丁から剋を受けており日干の庚は弱っています。

お金に関心を持つタイプですが楽して一攫千金を獲得しようとしたり、投資の詐欺に遭いやすいタイプですのでお金関係のトラブルに巻き込まれないように注意が必要です。

また、男性なら女性関係に振り回されないように注意が必要です。
大運に巡る地支で日干庚が通根したり、比肩である庚が巡ったりすると運勢のバランスが取れて開運していくでしょう。

方合半会になる場合

日支と月支が方合半会して火の勢いが強まっている例です。

この命式は夏月の乙木で生育に必要な丙火、癸水がありますが火の勢いが強く日干が弱まっている身弱の命式です。

午月(真夏)に咲く花ですが、丙火が強く枯れかけている印象を受けます。
乙―丙の傷官の悪い作用が目立つような命式になり、相手に対して口撃したり悪口を言うようなタイプです。(年干の癸で少しマシになっているとは思いますがw)

通根も弱く、口だけの割には何事も投げ出してしまう忍耐力のない性格になってしまいます。
もう少し水の力と通根があると命式は善化します。

まとめ

方合によって自分自身を表す日干が弱められたり強められたりします。

方合で力量が変わることによって用神の取り方も変わってくるのでしっかり見定めるようにしましょう。

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