金与禄は美人でモテる最強の星!?玉の輿を狙っちゃえ! | 四柱推命を勉強するためのサイト | 四柱推命ラボ

金与禄は美人でモテる最強の星!?玉の輿を狙っちゃえ!

こんにちは。四柱推命鑑定師の雄高です。

四柱推命の命式の中に、もし「金与禄」という文字を見つけたなら、あなたは今の瞬間にガッツポーズをしていいかもしれません。

数ある吉星の中でも、特に女性にとって「最強」とも言われるのが、この金与禄です。 ネットや書籍で調べると、「美人」「モテる」「玉の輿」「財運」といった、誰もが羨むようなキーワードが並んでいます。

「そんなに都合の良い星があるの?」と疑いたくなるかもしれませんが、金与禄は古くから「皇族や貴族に縁がある星」として特別視されてきました。現代風に言えば、セレブ婚やシンデレラストーリーを地で行くようなエネルギーを持っているのです。

この記事では、なぜ金与禄が「美人の星」「玉の輿の星」と呼ばれるのか、その理由を解き明かすとともに、命式のどこにあるかで変わる運勢、そして男女別の特徴について、忖度なしに徹底解説します。

自分の命式にある人はもちろん、気になる相手の命式にあるかどうかを知りたい人も、ぜひこの「幸運のチケット」の使い方をマスターしてください。

金与禄(きんよろく)とはどんな星なのか?

まずは、この星が持つ本来の意味を知っておきましょう。 文字を分解してみると、「金」の「輿(こし=禄)」という意味が見えてきます。

昔の貴族や王族は、自分で歩くことはしませんでした。移動する時は、美しい装飾が施された「輿(こし)」や馬車に乗って移動していたのです。 つまり、金与禄を持っているということは、「人生という長い道のりを、自分の足で汗水垂らして歩くのではなく、黄金の馬車に乗って優雅に運んでもらえる」ということを暗示しています。

ここから転じて、以下のような恩恵があるとされています。

  1. 容姿端麗で品がある 苦労して歩いていないため、顔立ちや雰囲気に生活感がなく、穏やかで品のあるオーラを纏います。これが「美人」「イケメン」と言われる所以です。
  2. 配偶者に恵まれる(玉の輿) 馬車を用意してくれるのは誰か? それは多くの場合、パートナーや配偶者です。経済力のある相手や、自分を大切にしてくれる相手と結ばれやすい傾向があります。
  3. 財運と物質的な豊かさ あくせく働かなくても、不思議と衣食住に困らない運気を持っています。遺産相続や、パートナーの収入によって豊かになることが多いのが特徴です。

まさに、人生の「勝ち組」ルートが約束されているような星ですが、具体的に命式のどこにあるかで、その恩恵の受け方は変わってきます。

【各柱別解説】金与禄はどこにあるのが最強?

四柱推命では、年柱、月柱、日柱、時柱の4つの柱が、それぞれ人生の時期や関わる人物を表しています。 あなたの金与禄はどこにありましたか? 柱ごとの意味を詳しく見ていきましょう。

年柱に金与禄がある場合【先祖からのギフト】

年柱は、幼少期や先祖、親を表す場所です。ここに金与禄がある人は、生まれながらの「お坊ちゃん」「お嬢様」である可能性が高いでしょう。

豊かな幼少期と育ちの良さ 実家が裕福である、あるいは裕福でなくとも、祖父母や両親から溺愛されて育ったケースが多いです。経済的な理由で進路を諦めたり、ひもじい思いをしたりといった経験とは無縁の幼少期を過ごします。

この「大切に育てられた経験」が、大人になってからの自己肯定感の高さに繋がります。「私は愛される価値がある」という根拠のない自信が、自然と良い運気を引き寄せるのです。

遺産や家督を受け継ぐ 年柱の金与禄は、家系からの恩恵を意味するため、将来的に遺産を相続したり、親の事業を継いで成功したりする運気も秘めています。伝統ある家柄に生まれることも多く、家名に守られて生きることができるでしょう。

月柱に金与禄がある場合【社会的な人気と成功】

月柱は、青年期から中年期(社会人として一番活動する時期)や、実家、兄弟、職場を表す場所です。ここに金与禄がある人は、社会に出た瞬間にスポットライトを浴びる「クラスの人気者」タイプです。

職場や世間からの引き立て どこに行っても可愛がられる得な性格です。上司や取引先から「君だから任せたい」と優遇されたり、困った時に不思議と助け舟が出されたりします。 ガツガツと営業しなくても、ニコニコしているだけで契約が取れてしまうような、天性の愛嬌を持っています。

身内からの強力なバックアップ 月柱は「家系」の場所でもあります。兄弟姉妹が優秀で助けてくれたり、結婚する際に実家が資金援助をしてくれたりと、身内のサポートを受けて成功する運気です。 本人がバリバリ稼ぐというよりは、良い環境や人脈を与えられて、その神輿に乗ることで輝くタイプと言えるでしょう。

日柱に金与禄がある場合【最強の配偶者運・玉の輿】

日柱は、自分自身と「配偶者(パートナー)」を表す場所です。 はっきり言いましょう。「玉の輿」を狙うなら、この日柱に金与禄があるのが最強です。

パートナーが「黄金の馬車」を持ってくる 日柱に金与禄がある人は、結婚相手によって人生が激変します。 相手が資産家である、高収入な職業に就いている、あるいは由緒ある家柄の人である可能性が非常に高いです。 また、結婚当初は普通の人であっても、あなたと結婚した後に相手が出世して大金持ちになる「あげまん・あげちん」現象が起きやすいのも、日柱金与禄の特徴です。

美男美女が多いのも日柱 日柱はプライベートな自分自身を表すため、ここに金与禄がある人は、容姿に恵まれる確率が最も高いと言われています。 顔の造作が整っているだけでなく、立ち居振る舞いや声のトーンに「気品」があり、異性を惹きつけてやみません。 「結婚したら苦労するどころか、独身時代より良い暮らしができる」という、まさにシンデレラストーリーを体現できる配置です。

時柱に金与禄がある場合【優雅な老後と子供の成功】

時柱は、晩年や子供、部下を表す場所です。ここに金与禄がある人は、人生の最後にご褒美が待っている「終わりよければすべてよし」タイプです。

子供が成功して親孝行してくれる 優秀で優しい子供に恵まれます。その子供が将来的に成功し、あなたに楽をさせてくれるでしょう。 「老後の面倒は子供が見てくれるから安心」という、現代において最も贅沢な安心感を得ることができます。

趣味や資産に囲まれた晩年 若い頃に築いた資産が増えていたり、年金プラスアルファの収入があったりと、経済的にゆとりのある老後を過ごせます。 また、時柱は「隠された本音」や「プライベート」も表すため、誰にも言っていないけれど実はへそくりをたくさん持っている、というちゃっかりした一面もあるかもしれません。

【男女別】金与禄の現れ方と恋愛・結婚攻略法

金与禄は男女ともに吉星ですが、性別によってその「モテ方」や「活かし方」には微妙な違いがあります。

女性の金与禄:守ってあげたい「お姫様」

女性にとって、金与禄は最高の婚活スペックです。 バリバリ働いて自立する「カッコいい女性」というよりは、どこか浮世離れした「守ってあげたい女性」として映ります。

なぜモテるのか? 金与禄を持つ女性には、特有の「おっとり感」があります。 ガツガツとしたハングリー精神がなく、余裕があるため、男性は一緒にいて癒やされます。 また、生まれ持った品の良さが、「この子を連れて歩けば自分の株が上がる」「両親に紹介しても恥ずかしくない」という男性側のプライドをくすぐるのです。

玉の輿に乗るための注意点 あなたは選ばれる側ではなく、選ぶ側です。 自分を安売りしてはいけません。金与禄の女性は、少し高嶺の花でいるくらいがちょうど良く、質の良い男性を引き寄せます。 ただし、おっとりしすぎて「世間知らず」になり、悪い男に騙されるリスクもゼロではありません。パートナー選びの際は、相手の経済力だけでなく、誠実さもしっかり見極める目を養いましょう。

男性の金与禄:育ちの良さが武器の「逆玉の輿」

男性の場合、金与禄は「温厚な紳士」としての魅力になります。 オラオラ系の肉食男子ではなく、スマートで物腰の柔らかい王子様タイプです。

なぜモテるのか? 現代の女性は、強引な男性よりも、話を聞いてくれる優しい男性を求めています。金与禄の男性は、マイルドで威圧感がないため、女性から非常に警戒心を抱かれにくく、自然と懐に入ることができます。 また、ファッションセンスが良い人が多く、清潔感があるのも大きな武器です。

逆玉の輿や「妻の力」で出世する 男性の金与禄は、「しっかり者の妻」をもらう暗示があります。 自分一人でガムシャラに戦うよりも、賢い妻のサポートを受けたり、妻の実家のコネクションを使ったりして出世していくパターンが多いです。 中には、資産家の娘と結婚して「逆玉の輿」に乗る人もいます。 プライドを捨てて、「妻のおかげです」と公言できる可愛げを持つことが、金与禄の男性が成功する一番の近道です。

金与禄のパワーが消えてしまう!? 恐ろしい「冲」の関係

ここまで良いこと尽くしの金与禄ですが、一つだけ注意しなければならない点があります。 それは、金与禄がある柱が「冲(ちゅう)」されている場合です。

冲とは、十二支同士が喧嘩をしてぶつかり合う関係のことです。 もし、金与禄がある柱が隣の柱や巡ってくる運気から冲を受けていると、せっかくの「黄金の馬車」が交通事故を起こして大破してしまいます。

事故車に乗っている状態 本来なら守られるはずの配偶者関係でトラブルが起きたり、遺産相続で骨肉の争いに巻き込まれたりと、金与禄のメリットが逆にデメリットとして出てしまうことがあります。 「金与禄があるのに全然モテないしお金もない!」という場合は、この冲が成立していないか確認してみてください。

ただし、冲があるからといって絶望する必要はありません。 「馬車が壊れているなら、修理するか、自分で歩けばいい」のです。 冲がある人は、他力本願ではなく「自力で幸せを掴む」という覚悟を持つことで、壊れた馬車を捨て、自分の足でより遠くへ行ける強さを手に入れることができます。

金与禄がない人はどうすればいい?

「私の命式には金与禄がなかった……」と落ち込んでいる方もいるかもしれません。 しかし、金与禄がないことは「不幸」ではありません。それは「自分でハンドルを握る人生」を選んで生まれてきたということです。

馬車に乗っている人は、楽ですが、行き先を御者(他人)に委ねなければなりません。 自分の足で歩く人は、道なき道を行き、好きな場所へ自由に行くことができます。

また、金与禄は後天的に巡ってくる「行運(大運や年運)」で回ってくることもあります。その時期は、誰にでも「モテ期」や「引き立て運」が訪れます。 そのチャンスを逃さないよう、日頃から自分を磨いておくことが大切です。

まとめ:金与禄は「感謝」で輝きを増す

金与禄は、前世で徳を積んだ人が受け取る「ご褒美」のような星です。 もしあなたにこの星があるなら、それは「楽をしていいよ」という許可証ではなく、「受け取った恵みを周囲に還元しなさい」というメッセージでもあります。

美人であること、裕福であること、良いパートナーがいること。 それらを当たり前と思わず、「ありがたいな」と感謝し、その余裕を周囲の人に優しさとして分け与えてください。 そうすれば、あなたの黄金の馬車は決して錆びることなく、あなたを幸せの絶頂へと運び続けてくれるはずです。

さあ、金与禄という最強のチケットを持っているあなたは、これからどんな素敵な場所へ向かいますか? 遠慮はいりません。最高の笑顔で馬車に乗り込み、玉の輿でもなんでも、欲しい未来を堂々と手に入れてしまいましょう!

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