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十二運星の調べ方と意味を分かりやすく徹底解説!

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どうも、四柱推命鑑定師の雄髙です。

今回は十二運星の解説と調べ方についてお話していきたいと思います。

まず、十二運星の調べ方ですがコチラの命式ツールから調べることができます。
※現在開発中です。

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十二運星=エネルギーの強さ

十二運を一言で言うなら『エネルギーの強弱を表した指標』になります。
また、通変星の意味を補う星とされていて『補運』とも呼ばれています。

他にも十二運で分かることは以下のようなことが分かります↓

  • 性格の傾向
  • 我の強さ
  • 内向的か外交的か
  • エネルギーの強さ
  • 社会から求められている自分の立ち位置

※なお、実際の鑑定では十二運星だけでなく命式全体の五行や通変星、大運、流運などを考慮して我の強さや本人の性格を総合的に判断します。

十二運の強弱は人の一生になぞらえて表されています。

十二運星

帝旺は例えるなら人生の頂点にいるイメージで最も強く、絶は肉体がなくなり魂だけという最弱の十二運です。
十二運星はエネルギーが強ければいい、弱いとダメということではありません。

あくまでも得意なことと不得意なことが違うだけに過ぎません。

また、我が強ければ対人関係でトラブルを起こしやすくなりますし身弱なら対人関係でストレスを溜めて消耗してしまいます。
なので、それぞれの星に合った生き方を送ることが開運の秘訣になります。

十二運のエネルギーの強さを数値化したものが運勢エネルギー数値になります。
数値の部分に関してはコチラの運勢エネルギーを解説した記事で詳しく載せています↓

それぞれの十二運の意味の解説

十二運には胎、養、長生、沐浴、冠帯、建禄、帝旺、衰、病、死、墓、絶の十二個が存在しています。

それぞれに運勢エネルギーという数値があり、このエネルギーの合計値で自我の強さや社会との関わり方を判断するための目安になります。
蔵干通変星と組み合わさって意味が強まったり弱まったりすることもあります。

胎(たい)

  • 多芸多才
  • マルチタスク、複数のことを同時進行で遂行できる能力がある
  • 周囲の人から可愛がられる
  • あれもこれも迷いやすい
  • やりたいことは多いが行動が伴わない
  • 理想を求めて飽きっぽく現状に満足しない

胎は母胎の中にいる胎児のようなイメージです。

これから生まれてくる子供のように可能性が広がっているので性格も幅広く何でも興味を持ちます。

色々なことを同時進行で進められる才能があるので人の力を借りてやりたいことを拡大させて成功します。
ただし、胎を上手く活かさなければ飽きっぽく、現状に満足できずに転職を繰り替えることが多くなります。

養(よう)

  • 年上の人から可愛がられる
  • 周囲の力を上手く借りながら目標達成できる
  • 人見知りで人との壁を感じてしまうことがある
  • 後輩の面倒が苦手
  • 素直さを大事にして受け取り上手になることを心がける

養は自分が何もしなくても周りの人がいつの間にか手伝ってくれたりするラッキーな星です。

特に、先輩や上司、師匠など目上の人から引き立てを受けて成功します。
周囲の人の力を借りながら世に出ていきます。

ただし、初対面の人の前では人見知りをしたり引っ込み思案の部分もあるようです。

長生(ちょうせい)

  • 器用でしっかり者、他人から信用され世渡りが上手い
  • 順応性もあり、人からも頼られる
  • 古着や中古品を買うと運気が低迷する
  • おだてに弱い
  • 見栄をはりがちなので謙虚さを持つといい
  • 数字にも強い
  • 頭の回転が速く、損得勘定がある

長生を持つ人はしっかり者で周囲から信用されやすいです。
損得勘定があり自分へのメリットをすぐに見抜きます。

社会性も高く順応性があります。

学生時代は学級委員長や生徒会長などクラスを代表するポジションに就くこともしばしば。
社会に出てもチームリーダーに抜擢されたりします。

ただし、見栄っ張りな面がありますので謙虚さを心がけましょう。

沐浴(もくよく)

  • 芸術・デザイン・感性の星
  • つかみどころがなく行動が読めない
  • 不倫したり浮気性の人が多い、あまり結婚願望がない
  • 海外と縁がある
  • 熱しやすく冷めやすい
  • 新しいことを受け入れたり刺激が好きなので変化へ順応性もある
  • 飽きっぽく、転職を繰り返すこともある

沐浴は独特な感性があり、センスがいいのでデザイナーや作曲家、芸術面で活躍する文化人が多い星です。

自由が好きで海外にも強く関心を持ちます。

沐浴は熱しやすく冷めやすいタイプです。
仕事では常に新鮮な環境に身を置き、飽きないうちに素早く仕事を終わらせることが大切です。

冠帯(かんたい)

  • 美的センスがある
  • 派手な環境や服が好き
  • インドアで地味な生活をしていると運気が下がる
  • 若いうちは苦労が多く中年以降に成功しやすい
  • 女性を対象にしたビジネスをすると成功しやすい
  • 発言に一言多く、トラブルを招いてしまう危険性がある
  • 持ち上げられると嬉しい、おだてに弱い

冠帯は華やかで社交的。
服装もオシャレを好みます。

人前では自然と目立ってしまう十二運です。
若いうちは色々苦労しますが中年以降に発展する星です。

女性を対象にして成功しやすい星でもあります。

発言が一言多く、相手を傷つけてしまうこともあります。

建禄(けんろく)

  • 努力家で安定感の星
  • バイタリティに溢れ行動力と勢いがある
  • 自分がブランド、自分が看板の職人タイプ
  • 気分に波がなく、常に努力を惜しまない
  • 争いごとを嫌う、仲間とは仲良くしていたい
  • 男性は家族思い、女性は良妻賢母
  • 認めてもらいたい承認欲求が強いので人の目を気にしやすい

建禄はとても努力家の星です。

着実にコツコツ努力を積み重ねて成功を掴みます。

チャレンジ精神が性格ですが意外と慎重な面も持ち合わせているバランスが取れた十二運です。
争いごとを嫌う温厚な性格ですが命式によっては我が強く出ている人もいてなかなか自分の意見を曲げません。

勢いはありますが融通が利かない面もあります。

帝旺(ていおう)

  • 実力のカリスマ
  • 賢くて努力家で成功者に多い星
  • 小さいころから発言が大人びている
  • わがままで頑固、傲慢さがある
  • 傲慢さが出ると孤独になってしまう
  • 謙虚さを持つことが大事
  • 男性を対象に成功できる星

帝旺の人は王様というイメージです。
カリスマ性を持ち合わせています。

やりたいことに貪欲な星で持ち前のエネルギーでどんな壁も乗り越えられる力量があります。

帝旺を持つ人は、人生の試練が絶えませんが苦労が多ければ多いほど成長する星です。

小さい頃から考え方が大人びていて、親や先生から頼られることも多かったでしょう。
子供が帝旺を持っていると親子の関係が逆転しているような家庭になります。

命式内に帝旺が入っている人は帝旺持ちの人をパートナーだったり友人を持つといいです。

衰(すい)

  • 知識が豊富
  • 中心人物、発言に説得力があり鶴の一声を持っている
  • 古いもの、伝統的なものが好き
  • 引っ込み思案で消極的、恋愛にも奥手
  • 人に知識や技術を人に教える仕事が向いている
  • 安定志向であまり派手な冒険はしないタイプ
  • 慎重派で行動が遅い
  • 自己アピールが苦手

衰は老人や長老といったイメージです。
中心人物のような存在で人に対して発言力があります。

仕事では自分はあまり表に出ずに縁の下の力持ちのポジションで活躍するでしょう。

慎重な性格で積極性にかける一面もあります。

病(びょう)

  • 夢見がち、空想、ロマンチスト
  • 夢を語ったり妄想トークが好き
  • 表現者の星(ダンス、音楽、話術、ブロガー)
  • 人見知りしないので誰とでも仲良くなれる
  • 休みながら行動しないと疲れてしまう、休日はボーっとしている
  • 自分を表現するような仕事が向いている

命式内に病が入っているからといって実際に病気になるわけではありません。
病は病人のようなイメージです。

表現者としての才能があります。

人見知りしない性格で誰とでも仲良くなります。

妄想や空想の世界、ファンタジーが好きです。
仲間と夢を語り合うのが好きですが実際には行動力に欠ける面があります。

死(し)

  • 絶対や100%のことしか信じない
  • 数字やデータを重視する
  • 直感力に優れていて先見性がある
  • ゼロから何かを生み出す力が強い
  • 占い、宗教、哲学などスピリチュアルが好き

自分の命式内に死という星があると一瞬ドキッとしますが実際に死ぬワケではありませんのでご安心ください。

死人のようなイメージということです。

死は100%誰にでも訪れます。
命式内に死を持っている人は信用性の高いデータや数字など100%に近いモノしか信じません。

先見性や直感力で運を開拓します。

男性はデータや数字を非常に重視しますが女性はスピリチュアルや占いに興味を持つ傾向があります。

墓(はか)

  • 探求心が強い
  • 強みを生かし一つのことをコツコツ続けるのがいい
  • 人と一緒に行動したいタイプ
  • 先祖との縁が深く墓参りをすることで開運する。先祖供養の星
  • 地味なのでおしゃれや華やかさを意識するといい、美意識を持つ

墓は墓に入って墓から動かない墓守りというイメージです。

開拓するより保守的な性格で安定を好みます。

凝り性で研究熱心です。
スピリチュアルや占いにも関心があります。

新しいことを始めたり、行動するときは人と一緒に行動することを好みます。

絶(ぜつ)

  • 個性のカリスマ、天才の星
  • 好きなことに関してはずば抜けた集中力を発揮する
  • 毎日コツコツ頑張ると成功しやすい
  • 飽きっぽく余計な感情に振り回されやすい
  • 人から裏切られたり、苦労をすることが多い
  • 自分の世界観を大切にするため組織の中でやっていくのが苦手

自分が興味のある分野でスバ抜けた集中力を発揮します。

毎日コツコツ将来を積み重ねるための行動で成功を掴みます。

ただし、ネガティブな出来事があると感情に振り回されて何事も手につかなくなってしまうこともあります。

純粋な性格ですが人を簡単に信じてしまうため騙されてしまうこともあります。
気分のブレをなくし、毎日コツコツ頑張ることが成功への道です。

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