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四柱推命の流派による違いと人気のオススメ流派は?

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四柱推命鑑定師の雄髙です!

『四柱推命をどの流派で学ぶのがベストなのか?』
ということについて語っていきます。

僕は現在どの流派にも所属しておらず独学と実践を交えて勉強しています。
なのであくまでも中立な立場で語っていきます。

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流派が分かれている原因

四柱推命には原書があります。

体系化された古典があるのです。

バイブルがあるのになぜこんなに流派が分かれているのか?

それは、バイブルに書いてある内容が抽象的で人によって解釈があいまいになっているからですw
古典に従っていても流派によっては解釈が逆になるようなこともあります。

四柱推命の有名な原書には

『滴天髄(てきてんずい)』
『窮通宝鑑(きゅうつうほうかん)』
『子平真詮(しへいしんせん)』

などがあります。
滴天髄が一番体系化されておりまとまっている印象です。

日本の江戸時代に長崎の医者『桜田虎門』という人が中国の『淵海子平(えんかいしへい)』という四柱推命の原書を翻訳したのが始まりです。

しかし、この桜田虎門氏は占術の素人で翻訳が間違っていたとされていました。

この間違いに気づき、正したのが『阿倍泰山』氏だとされています。

そして、同じく関東でも四柱推命を研究してた人物が『高木乗』氏です。
西の泰山流、東の高木流とされてここから様々な流派が分かれていきます。

流派の種類

泰山流

日本の四柱推命の中で最もメジャーで大きな流派です。

抜群の的中率と精度を誇ります。
日干の身強身弱の判定方法や用神の取り方が難しく鑑定師によって用神の解釈が変わったりします。

習得には学習に時間がかかるので鑑定師としてデビューできるまで下積みが必要です。

出回っている書籍も少なく専門書として扱われることが多いので神保町の古本屋で買うことができます。
泰山流の本では緒方泰州先生の『緒方泰州全集』などの本が有名です。

透派

次に多いのが透派でしょう。
台湾の流派ですが日本でも比較的メジャーです。

格局や吉凶、五行のエネルギーを数値化して出すので初心者でも分かりやすいです。

市販の書籍も多いので独学でも学習もしやすく透派出身の先生は多いようです。

高木流

高木乗先生が立ち上げた流派で、五行図という図を使い命式を推命していきます。

大運の取り方や神殺などの取り方に違いがあるそうです。

安田流

高木流のお弟子さん、安田靖先生が立ち上げた流派です。

高木流と同じく、五行図という図を使い命式を推命していきます。

小山内流

五行と通変星をシンプルに読み解きます。

滴天髄などの古典を独自に解釈している流派です。
小山内先生の解釈も論理的で非常に参考になります。非常に天文学的な印象を受けました。

小山内先生の書籍は市販されてるので気になる方は是非読んでみてください。

鳥海流

四柱推命ではなく算命学がベースです。

日干と通変星、十二運星、天中殺を重視します。
『四柱』ではなく時柱を見ずに『三柱』で鑑定します。

用神忌神は取らず、身強身弱の判断もシンプルでで、十二運に帝旺、建禄、冠帯があれば身強という判断です。

内容が初心者でもとても分かりやすく鑑定師デビューも早いです。
(講師としてのデビューも早い)

学んだらすぐに鑑定士デビューできて数か月後には講師になれるので人気の流派です。
それと、占いで稼ぐための体制が整っているという点も人気のポイントです。

中国本土の流派

盲派

中国本土において驚異的な的中率を誇っている流派です。
『盲派八字命理』という名称で親しまれています。

目の見えない人だけが稼ぐ手段として盲派の四柱推命を学べたそうです。

最近の中国ではその的中率の高さから一般の間でも広まってきています。

日本の流派ではあまり使わない『刑・破』などをかなり細かく使うそうです。
これによりかなり詳細な部分まで分かるみたいです。

日本でポピュラーな泰山流とは鑑定方法はかなり異なっています。

日本では盲派の教室は存在せず、学ぶ場合は台湾や中国本土で師匠を見つけるしかありません。
また、書籍も漢文になるため中国語の読解力が必要です。

まとめ

四柱推命の流派は人によって好みが分かれるところです。
流派の看板やネームバリューを使えばお客さんが来てくれるというワケではありません。

最終的には鑑定師の魅力と集客力が必要になってきます。

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