どうも!四柱推命鑑定師の雄高です。今回の記事では四柱推命の通変星である食神について解説していきます。

食神の基本的な性格
- 頭が良い
- のんびり屋
- おしゃべり
- 冗談を良く言う
- 自由思想が強い
- 口コミが上手い
- カラオケが好き
- 漫画・アニメが好き
- 哲学的で思想家の星
- 食事へのこだわりが強い
- 話術が上手く話に説得力がある
- 女性は男性との縁が少し薄くなる
食神は傷官と同じく自身のエネルギーを外に洩らす『洩星(ろうせい)』の働きをしています。自分の中に眠っているエネルギーを表に出すということから表現力があります。
おしゃべりだったり、他人に自分の思想を語ったり料理が好きだったり、話術が上手かったりと『自分を表現する星』です。
食神は頭の回転が速く会話では人を納得させる謎の説得力を持ち人との会話において食神の右に出る通変星はありません。
食神は思想家の星でもあります。読書より漫画やアニメ・映画などに影響されたりして登場人物の生き方を学ぶ人も少なくありません。
食神は相生関係では財星(正財・偏財)を生み出す星です。大富豪に多い星とされており食神を正しく活かせばお金持ちにもなれる命式です。
食神は自由思想が強く束縛を嫌います。仕事ではフリーランスで活動したり会社を興して経営者になる人も多いです。
一方で、食神は楽観的でのんびりした面もあります。トラブルが起きても『なんとかなるだろう』という精神の持ち主で物事に楽観的に捉えている人も多いようです。
とはいえ、食神は才能豊かな星なので傷官と同じく芸術面で活躍できるほどの繊細な感性の持ち主です。
食神が命式中に複数(2つ、3つ)ある場合
他人にはない斬新な発想・アイディアを持っており奇天烈な発想で周囲を驚かせることもあります。
また、既存のルールや常識に縛られるのが嫌いで自由を好むようになります。堅苦しい場が嫌いなので『自由に生きる』というのが食神が多い人のキーワードです。
ただし、食神が命式内で強く出過ぎると自由を通り越して行き過ぎたサイコパス性や残虐性が出ることもあります。
複数ある食神を上手く活かすためには表現性が活かせるような仕事や趣味を持つと良いでしょう。音楽関係、芸術、芸能関係、料理人といった分野が最適です。
食神のマイナス面が強まる
食神が命式内に複数あるかどうか?は本気蔵干で判断します。(私の読み方では本気蔵干に本人の気質が最も強く出ると考えています)
食神は思想家で頭の良い星とされていますが別名『遊びの星』『快楽の星』と言われています。
食神が命式中に2つや3つなど複数あると食神のマイナスの意味が強まります。
食神が複数あると遊びの度が過ぎて仕事を放って快楽に走ってしまうこともあるので自制心を持つことや目標を立てて日々のルーティーンを作ることが重要です。
傷官の特徴が強く出ることもある
人によっては、食神が複数あることで同じ種類の洩星である傷官の意味に裏返ることもあります。
傷官の意味はコチラの下記の記事で解説していますので参考にして下さい↓
食神が複数ある場合は食神の悪い意味が強まるか、傷官の意味に変化することがあります。
各柱にある場合の読み方
各柱に食神が出ている時の組み合わせです。蔵干通変星なら本気蔵干と、天干に出ている食神の意味になります。四柱推命では他の通変星も読み解いて命式全体で判断しますので参考程度に捉えてください。
食神が日柱にある場合
日柱はプライベートや恋愛運、家庭運を表す柱です。
食神が日柱にあると優しくて包容力がある人になります。人に癒しを与える人が多いのも特徴です。
あまり競争を好まず、マイペースで楽観的な人物になります。
命式内では日柱の地支は家庭の宮とされており、衣食住に快適さや心地よさを求めます。そのため居住空間、衣服や食事にお金をかける人も多いようです。
食に縁があることから、ふくよかな体系で太りやすいというのも食神の特徴です。
食神が月柱にある場合
月柱は主に仕事運を表します。
食神は傷官と同じく表現力があり才能豊かな通変星です。料理人や食に関する仕事、営業職、ネットワークビジネス、占い師、など適職は多岐にわたります。
食神が喋ることを
食神が年柱にある場合
年柱の比肩は家系から引き継いだ才能や親との関係を表します。
食神は財を生み出すことから家系から財産や土地を相続したりする人が多いです。食神が通根していると特にその意味が強まります。
食神が年柱に出ていると先祖代々恵まれた家系に生まれることが多くなります。また、食にかかわる仕事(料理人や飲食店経営者など)や農業従事者が多いこともあります。
年柱の天干にある通変星は他人に与える第一印象とされており、外見は若々しい人になります。
のんびり屋で贅沢思考が多いのも特徴です。浪費生活や素行のだらしなさが出てくる場合もあるので注意が必要です。意志の力で律していきましょう。
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