どうも、雄髙です。
今回は通変星と蔵干通変星の違いについてお話していこうと思います。
実は、似ているようで少し意味が違うんです。
蔵干通変星は内面的な本質を表し、通変星は『他人から見た自分』という外面的な自分を表しています。
蔵干通変星=本質
蔵干通変星は隠れた性格や自分の本質、生き方などを表しています。
自分に合った生き方の追求、無意識の中に隠れている自分の性格などは蔵干通変星から強く出ます。
恋愛の仕方だったり好みの相手も蔵干通変星に出やすいです。
※恋愛は特に日柱を重視
自分の本質を表す蔵干通変星は蔵干表をもとにして出しますが蔵干表も流派によって違います。
※ちなみに私は『萬年暦』の蔵干表を参考にして算出しています。
通変星=外面的な自分
行動パターンや外から見た印象、ルックス、仕事上で出やすい自分の性格などを表しています。
社交的な振る舞いや人に対して与える印象などは通変星に表れやすいです。
初対面の人やまだ付き合いが浅い人と接するときは通変星が強く出ることも多いです。
※慣れてくると徐々に蔵干通変星の自分が出てきます(笑)
蔵干通変星と通変星が相反している場合
人付き合いにおいては外から見た印象と本質の性格にギャップがある自分になります。
蔵干通変星が優しい星で通変星が怖い星だったら『見た目は怖そうだけど優しい人』ということになります。
また、仕事の面では『仕事とプライベートのギャップがある』ということにもなります。
例えば、蔵干通変星が比肩で通変星が劫財のような場合は仕事では組織をまとめたりリーダーシップを発揮しますが、プライベートでは一人で楽しむことが好きといった自分になる傾向があります。
仕事とプライベートは割り切るようなライフスタイルを送るでしょう。
蔵干通変星と通変星が同じ場合
人付き合いでは外面と中身にあまりギャップがない人が多いでしょう。
仕事のスタイルと自分が本質的に求めているやりたいこととのギャップが小さくなります。
自分にとっての好きなことが仕事になりやすいタイプと言えるでしょう。
好きなことを突き詰めていったらいつの間にか仕事に繋がっていたり、仕事に活かせるようなタイプと言えます。
まとめ
実際の鑑定では干支や各柱の星、大運や流年などを考慮して本質的な自分と外面的な自分を複合的に判断していきます。
人によっては蔵干通変星が外面に思いっきり出ている人もいます。
また、通変星に自分の求める生き方が出ていることもゼロではありません。
(これは実際に鑑定して命式全体を見て総合的に読み解いていかないと判断できません)
この記事ではあくまでも蔵干通変星と通変星の違いということで解説しています。
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