どうも、四柱推命鑑定士の雄髙(ゆうこう)です。
今日は、やっかいな晦気殺について解説していきます。
晦気殺のタイミングや晦気殺の相手との相性、調べ方などを見ていくことにしましょう。
晦気殺とは干合と支合が重なる干支の年、大運、月運、日運、相手との関係になります。
動物占いだと『ホワイトエンジェル』に当たる関係の人や年、大運が晦気殺の関係になります。
また、晦気殺は四柱推命では『天地徳合(てんちとくごう)』と呼ばれています。
晦気殺のタイミング=いいことも悪いことも起こりやすい
晦気殺は一言で言うなら良すぎて不安定になってしまう状態です。
今までの人生では経験したことのないようないいことも悪いことも同時に起こることが予想されます。
例えば、宝くじが当選した!と思ったら病気や事故に巻き込まれたりするような運勢です。
晦気殺のタイミングは予期しないトラブルなどが起こるタイミングとも言われています。
運気のエアーポケットと言えるでしょう。
晦気殺の年は60年に一度、誰にでも必ず回ってきます。
生まれた年の干支のタイミングで違うので人によっては晦気殺を2回経験する人もいます。
特に、年運の影響が最も強いです。
病気をしてしまったり、事故に巻き込まれてしまったり、人間関係に苦労が多い年になります。
天中殺は陰徳や勉強などで開運するのですが晦気殺の場合はなす術がありません。
あまり無理な行動はせずに晦気殺を乗り越えるまでおとなしく過ごしておく方が吉です。
転職や引っ越し、結婚、家を買う、車を買うといった人生の中でも転機になりやすいことは晦気殺が終わった後に行うといいでしょう。
晦気殺の相手=あまり価値観が合わない
人との関係でも晦気殺の関係の人とはうまくいきにくい傾向にあります。
物事がうまく進まなかったり、そもそも価値観が合わなかったりとトラブルが多い関係になります。
自分と対極にいる干支で、なおかつ支合と言う関係に当たる人になりますので真逆の価値観を持っているという意味になります。
したがって、お互いの意見が合わないことが多いです。
人間関係で相手が晦気殺の場合は友人同士なら問題ないですが、仕事上での上司や結婚相手だどうまくいきにくいです。
しかし、お互いが相手の意見を尊重することで関係が良くなっていきます。
友人や同僚といった関係なら晦気殺でも問題ありません。
晦気殺の調べ方
1、晦気殺の表から判断する
晦気殺の関係の組み合わせを、分かりやすいように表にまとめてみました。
以下の表からご自身の日柱の干支とペアになっている干支を探してみてください。
例えば、甲子なら己丑と晦気殺の関係、乙丑なら庚子と晦気殺の関係になります。
【この表のPDFはコチラ ※印刷できます】
→ PDF:晦気殺の組み合わせの干支一覧
2、万年暦から算出する場合
万年暦を使って判断する場合、自分の干支が干合と支合の関係に当たる干支が晦気殺の関係になります。
例:丙辰の人の晦気殺の算出方法
まず、以下の干合表を見ると丙と干合の関係にある干は辛になります。
【干合表】
次に、丙辰の支合の関係を以下の表から見ていくと辰は酉と支合の関係になります。
【支合表】
したがって、丙辰との晦気殺の関係の干支は『辛酉』ということになります。
まとめ
→人生に転機になるようなことは晦気殺が過ぎてから行う
晦気殺の相手とはあまりうまくいかない
→友達なら大丈夫、仕事や結婚相手のパートナーとして組まない方がいい
→もし晦気殺の人がパートナーな場合、相手の意見を尊重しよう。
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