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四柱推命の冲の命式の解説と相性、冲の大運・年の時期を徹底解説!

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こんにちは。四柱推命鑑定師の雄高です。今回の記事では冲の解説をしていきます。

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冲とは?

冲とは地支同士が相剋の関係をいいます。
冲には戦闘・衝突などを意味し吉作用より凶作用の方が強くなります。

四柱推命の冲の画像

対角線上の関係が冲の関係です。冲の関係をまとめると下記の組み合わせになります↓

冲の関係一覧

丑(土)と未(土)
寅(木)と申(金)
卯(木)と酉(金)
辰(土)と戌(土)
巳(火)と亥(水)
午(火)と子(水)

冲をみるときは柱同士が隣り合っている冲のみをみます。柱同士が隣り合っていると冲の作用が強くなります。日柱と年柱のように柱同士が離れている場合は冲の作用が弱いのでみません。

冲作用でもっとも強いのが四旺の冲『卯と酉、午と子』です。次に『寅と申、亥と巳』になります。

土同士の冲『戌と辰、丑と未』は比較的冲の影響が薄いとされています。

冲以外にも地支の組み合わせとして『刑』『害』『破』という地支の組み合わせもありますがもっとも強い影響が強いのが冲です。

命式に冲がある場合

日柱と月柱の冲

日柱と月柱の冲は最も凶作用が強く『離婚の確率が高い』とみます。

この組み合わせの冲を持っていると仕事上での悩みが尽きない人も多く存在します。

ただし、社会的に成功している人の中には日柱と月柱の冲を持った人も多く本人の努力次第で凶作用を跳ね除けて吉に転じている人も少なくありません。

日柱と時柱の冲

時柱と日柱の冲は結婚後に別居する確率が高いとみます。また、時柱の地支は目下の人や『子供』といった意味を表し、子供との縁も薄くなる傾向にあります。

月柱と年柱の冲

月柱と年柱の冲は生まれ故郷を離れて別の場所で暮らすという意味があります。

月柱は実家や生まれた故郷を表し、年柱は住んでいる国や日本全国という意味があります。この二つの柱が沖することによって本人に『移動』の意味合いが生じます。

月柱と年柱は若年期~青年期を意味し、40代くらいまでに生まれ故郷や実家を離れると読むことができます。

大運や年運で冲が来る場合

もっとも強く冲の影響を受けるのは日支です。日柱は自分や夫婦の仲をみる柱で日支と冲の関係の地支が来ると凶作用が強くなりやすいとされています。

雄高
雄高

具体的な象意は『離婚』『夫婦仲の悪化』『パートナーに何か問題が生じやすい時期』とみることができます。

自分にとって良くない地支が冲されるとOKという看方をする流派もありますが、個人的には冲は凶作用の方が強いと思っています。冲のタイミングの時期は運勢はあまり良くないです。

冲の相性

相手との仲に関しては、今まで説明したことが理論上当てはまることが普通だと思います。
しかし、私は相性に関しては『相手と自分の器や人間性によるものの方が大きい』と考えています。

相手が冲の関係だからといって人付き合いを避ける必要はありません。冲の相性に関してはあまり気にしない方が良いです。

結婚相手やビジネスパートナーに選んでも特に問題ないと言えます。

また、本人の育ってきた環境で性格が変わりますので一概に『冲の相性だから悪い』とも言えません。

まとめ

  • 日柱と月柱の冲は離婚、仕事上での悩みが多くなる。
    (ただし、才能がある人も多く冲を跳ね除けて成功している人も多い)
  • 日柱と時柱は別居の確率が高い。子供との縁が薄くなりやすい。
  • 月柱と年柱の冲は生まれ故郷を離れる。
  • 大運や年運での冲は日柱にもっとも強い影響を及ぼす。
  • (日支冲のタイミングは離婚・パートナーの不調注意)
  • 冲の相性は相手や自分の器の問題なので気にしなくて良い。

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