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四柱推命の命式の読み方・読解方法をメッチャ分かりやすく解説!

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どうも、雄高です!

今回の記事では四柱推命の命式の読み方を解説していきます。

あくまで命式を簡易的に読むための初心者向けの解説だということを
念頭に置いてください。

※もっと深い読み方は鑑定や講座で伝授しています。

注:本来の四柱推命(八字)は時柱も考慮します。
日干を自分自身とし、日干がをどれだけ他の柱から強めているか?または弱めているか?を見て必要な星を推命していくものです。(高度な技術が必要です)通変星や十二運だけで読み解けるものではありませんがこの記事では初心者の方でも簡易的に三柱で読み解ける方法をご紹介していきます。

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各柱の説明

人を数える時の単位は1人、2人・・・と数えますが神様を数える時の単位には『柱』を使います。

1柱、2柱と数えるのです。

四柱推命の『四柱』とは『自分の中の4柱存在する神様を信じて生きなさい』という意味です。
生まれた時間、日、月、年から柱を導き出します。

各柱でそれぞれ意味が異なってきます。

時柱

時柱では主に年下との関係や子供との関係、80歳以降の運を意味します。

簡易的な読み方なので時柱は省略します。
時柱がなくても占うことはできますが精度が落ちます。

日柱

四柱推命の鑑定で一番最初に見る柱が日柱になります。
本人の性格を読み解く時は月柱と年柱の干支はあまり重視しません。

日柱

日柱は自分の本質や恋愛運を表しています。
また、60歳~79歳くらいまでの運も表しています。

蔵干通変星と十二運星で判断していきます。

月柱

月柱
月柱は仕事運(仕事の面で出ている自分)と30歳~50歳くらいまでの運を表しています。

ここに出る通変星、蔵干通変星、十二運星は仕事に影響してきます。

また、表面上の自分(人から見られている自分)という意味もあります。

年柱

年柱
年上との関係、先祖から受け継いだ性格や、0~20歳くらいまで若年期の運を表しています。
0歳~20歳くらいまでと

年柱は主に先祖から受け継いだ才能などを表しています。
また、若年期の運勢は年柱に強く出やすいです。

若いうちに活躍するスポーツ選手などは年柱の十二運星が強い星(冠帯、建禄、帝旺など)だったりします。

1、日柱の干支

まず、一番最初に見るのが日柱の干支です。

日柱の干支
四柱推命では人の性格を自然物に例えることができます。

この部分は本人の性格の『本質』を表します。

考え方のクセ、性格の傾向、自我の強さがわかります。

十干と十二支の組み合わせから成り立っていますがここでは十干の意味について解説していきます。

甲(きのえ):木のイメージ
まっすぐ、リーダータイプ、真面目な性格、一本気な性格、我が強い、融通が利かない、一度心が折れると立ち直るのに大変

乙(きのと):草花、花のイメージ
協調性がある、味方を作るのが上手い、人を輝かせる、人に不快感を与えない、優しい性格、積極性に欠ける、自信がなく気が弱い、いい師匠や上司に恵まれると開運、環境の影響を受けやすい

丙(ひのえ):太陽のイメージ
明るい、自己主張が強い、中心人物、活発、色黒、昼型、人に嫌われたり攻撃してしまうことがある

丁(ひのと):月のイメージ
人に合わせるのが上手い、手先が器用、おしとやか、色白、夜型、行動力に欠ける、いい師匠や上司に恵まれると開運

戊(つちのえ):山のイメージ
何事もどっしり構えている、余裕がある、穏やかだが怒ると手が付けられない、人の基盤になるような仕事、行動が遅い、安定を求め変化に弱い、中年以降に成功

己(つちのと):畑のイメージ
知識が豊富、習得欲が強い、人を育てる、教師、プロデューサー、コンサルタントなど人の良さを引き立てるような仕事が適職、育て方を間違えると荒れる性格に育つ

庚(かのえ):刀のイメージ
決断力がある、行動が早い、過酷な環境で鍛えられて成長、表情が固い、頑固で自分を曲げない、刀のような発言で人を傷つけてしまうことがある

辛(かのと):宝石のイメージ
磨く努力で開運、美人が多い、苦労が多い、宝石に興味を持つ人が多い、人を惹きつける魅力

壬(みずのえ):海のイメージ
どっしり構えているイメージ、器が広い、プライドが高い、飽きっぽい、環境が変わりやすい、柔軟性がある、人を惹きつける魅力、情報通

癸(みずのと):雨のイメージ
チームの潤滑油的な存在、人のために尽くす、ひとつのことをコツコツ続けて成功、人と打ち明けるのは苦手

2、通変星と蔵干通変星

日柱の干支で本質を調べたら、通変星ではさらに細かく性格を見ていきます。
通変星
比肩
負けず嫌い、ライバルと比べて成長、頑固、融通が利かない、人に弱みを見せない、尊敬する人にしか悩み相談しない

劫財
根回しが上手い、味方作りが上手い、社交的、策士、高い向上心、損得勘定、自分のメリットがある人が好き、目標達成のためなら手段を選ばない

食神
おしゃべり、食にこだわる、歌がうまい、のんびり、追い込まれないと動かない、裕福、太りやすい、冗談をよく言う、お笑い好き

傷官
繊細、手先が器用、頭の回転が速い、女性は毒舌、男性は落ち込みやすい、細かいことに気づきすぎて疲れる、資格を活かした仕事、デザイン、芸術、理系、

偏財
お金と人脈の星、男性の恋愛の星、社交的、異性に優しい、頼みごとを断れない、愛想がいい、人気者、騙されやすい、安請負いしがち、大きく稼いで大きく使う、交友関係は広く浅く

正財
お金と人脈の星、男性の結婚の星、真面目、コツコツ形、貯金が好き、安定を好む、お金の計算、交友関係は狭く深く、現実的、小さなことで悩みやすい

偏官
行動的、野性的、女性の恋愛の星、女性は姉御肌、男性は頼りになる、悪く出ると暴力的、起業家、スポーツ選手、運動で発散

正官
仕事の星、女性の結婚の星、真面目、責任感、優等生、世間体を気にする、周囲の目を気にしすぎて行動できない、プライドが高い、マナーや礼儀に厳しい

偏印
知性の星、自由を好む、アイディア力がある、偏った知識、趣味の知識が豊富、IT、医療、占い、旅行好き、海外、デザイン

印綬
知性の星、学校の勉強、習得欲や知識欲がある、優等生、人に教えるのが好き、知性で人を見下しがち、話の通じない人が嫌い、バカにされるのが嫌い

1、月柱の蔵干通変星 30%

月柱の蔵干通変星

仕事面での自分や人前に出る時の自分といった意味を表しています。
命式の5つの通変星と蔵干通変星の欄をトータルで全部合わせて100%だとすると30%くらいの要素がここの月柱の蔵干通変星に表れてきます。

2、日柱の蔵干通変星 30%

日柱の蔵干通変星

日柱の蔵干通変星では恋愛運やプライベートでの自分を表します。
自分の性格の30%くらいが日柱の蔵干通変星に表れてきます。

3、月柱の通変星 20%

月柱の通変星

月柱の通変星は仕事を表しています。
性格面では、自分の性格の20%くらいがここに表れています。

4、年柱の蔵干通変星 10%

年柱の蔵干通変星

性格面では、自分の性格の10%くらいがここに表れています。

5、年柱の通変星 10%

年柱の通変星

性格面では、自分の性格の10%くらいがここに表れています。

3、十二運星

社会との関わり方が分かります。
人の一生にも例えることができます。

器用、多芸多才、マルチタスク、幅広く何事にも興味を持つ、飽きっぽい、迷いやすくやりたいことが定まらない、目上の人から可愛がられる


周囲の人から可愛がられる、周りが協力してくれる、素直さを意識する、人に頼る、目下の面倒が苦手

沐浴
直感で動く、海外向き、スピリチュアル、デザイン、芸能界、自由人、旅行、感性を生かした仕事、

長生
器用、しっかり者、信用される、世渡りが上手い、人から頼られる、古着や中古品を買うと運気が低迷する、謙虚さが大事、数字に強い、頭の回転が速い、損得勘定がある、おだてられると舞い上がる

冠帯
美的センスがある、派手な環境や服が好き、インドアで地味な生活をしていると運気が下がる、若いうちは苦労が多いが中年以降に成功しやすい、女性を対象にしたビジネスをすると成功しやすい、発言に一言多くトラブルを招きがち

建禄
仕事のカリスマ、一番安定している星、バイタリティに溢れ行動力と勢いがある、自分がブランド、自分が看板の職人タイプ、気分に波がなく、常に努力を惜しまない、争いごとを嫌う、仲間とは仲良くしていたい、男性は家族思い、女性は良妻賢母、認めてもらいたい承認欲求が強いので人の目を気にしやすい

帝旺
実力のカリスマ、組織をまとめる王様、努力家、小さいころから発言が大人びている、わがままで頑固、傲慢さがある、傲慢さが出ると孤独になってしまう、謙虚さを持つことが大事、男性を対象に成功できる星


長老のイメージ、中心人物、発言に説得力があり鶴の一声を持っている、古いもの、伝統的なものが好き、知識が豊富、引っ込み思案で消極的、恋愛にも奥手、人に知識や技術を人に教える仕事が向いている、安定志向であまり派手な冒険はしない


夢見がち、空想、ロマンチスト、夢を語ったり妄想トークが好き、表現者の星(ダンス、音楽、話術、ブロガー)、人見知りしないので誰とでも仲良くなれる、休みながら行動しないと疲れてしまう、休日はボーっとしている、自分を表現するような仕事が向いている


100%や絶対なことしか信じない、数字やデータの信用性を重視する、直感力に優れていて先見性がある、ゼロから何かを生み出す力が強い、一度決めたことに対してはストイックに行動、占いや宗教・哲学などスピリチュアルが好きな面もある


探求心が強い、強みを生かし一つのことをコツコツ続けるのがいい、人と一緒に行動したいタイプ、先祖との縁が深く墓参りをすることで開運、先祖供養の星、地味なのでおしゃれや華やかさを意識するといい、美意識を持つ、女性を対象にした仕事で成功


個性のカリスマ、天才の星、好きなことに関してはずば抜けた集中力を発揮する、好きなことを毎日コツコツ頑張ると成功しやすい、飽きっぽい、余計な感情に振り回されやすい、芸能界に向いている、人から裏切られたり、苦労をすることが多い、自分の世界観を大切にするため組織の中でやっていくのが苦手

日柱の十二運星 30%

日柱の十二運星

日柱、月柱、年柱の十二運勢を合わせて100%とすると日柱の十二運星は30%くらいの比率を占めています。

日柱の十二運星は自分自身の本質を表す星です。

他にも、恋愛運、プライベートの自分を十二運星の星で表しています。

月柱の十二運星 50%

月柱の十二運星は50%ほどの十二運星の要素を占めます。

人生で重要な時期である中年期に強く出る十二運星です。
また、仕事面でも月柱の十二運星が強く出てきます。

年柱の十二運星 20%

年柱の十二運星

年柱の十二運星は先祖から受け継いだものや若年期(~29歳)くらいまでの自我の強さや社会との関わり方を表しています。

また、ここにある十二運星は本人の性格の20%くらいを占めています。

運勢エネルギー

十二運星

十二運星が持つエネルギーを数値化したものです。
分かりやすく言うと日々活動するエネルギーを数値化したようなイメージです。

日柱、月柱、年柱の3つの十二運星の数字を合計した数字です。
『3』が最も低く『36』が最も高い運勢エネルギー数値になります。

だいたい『15~20』くらいが平均値です。

低ければ低いほど芸術家や表現者、研究者、学者タイプです。
精神面での充実(安心感、自由な環境)を求めて行動するようになります。

高ければ高いほど我が強くなり起業家・経営者タイプになります。
現実面の充実(お金や物欲)を求めるようになります。

運勢エネルギーの詳しい解説はコチラの記事を参考にしてください。

4、宿命天中殺の有無

命式内に宿命天中殺を持っているかどうかを見ていきます。
実際の鑑定では参考程度に見るだけで重要視はしません。
(講座内では天中殺は解説していません)

なので、こちらの記事で詳しく解説しています↓

生日中殺
日柱に天中殺が入っていると生日中殺になります。

自己否定が強かったり、精神的な葛藤を抱える自分になります。
ただし、人を惹きつけるカリスマ性があります。

生月中殺
仕事、もしくはプライベートのどちらかが上手くいかないことが多くなります。
性格も個性的な自分になりますが人を惹きつける魅力があります。

ただし、陰徳を心がけると大きく成功する可能性があります。

生年中殺
年上の人、親や上司と上手くいかない暗示です。

親元を早いうちに離れると開運していきます。

5、守護神

自分の守護神が相手の日柱にあれば助けられることが多くなります。

また、命式内の干支(時、年、日、月)のいずれかに入っている場合はその柱の吉面を強めます。

まとめ

まず、日柱の干を見る(日柱の甲乙丙丁などの部分)
通変星と蔵干通変星を見る(%の割合の多いところから)
十二運を見る(%の割合の多いところから)
運勢エネルギーの大きさを見る

他にも天中殺や守護神の看方がありますがまずは以上の読み方を知っておくと大きく外すことはなく読むことができます。

便利ですので是非、ご自身の命式や周りの人の命式をこの読み方で読んでみてください。
参考になれば幸いです。 雄高

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